表現の仕方によって同じことでも受け手の受け取り方が変わることがあります。これをフレーミング効果と言います。

例えば手術の説明を受けるとき、「この手術は20回に1回は失敗します 」と言われるよりも「この手術は95%成功します。」と言われたほうがこの手術にかけてみようという気持ちになれます。

エアコンの電気代の説明では「電気代1年間54000円!」と言われるよりは「電気代1日150円!」と言われたほうが安く感じられます。

ものは言いようです。

さてあなたが含み損を抱えているときはどうでしょうか。心の中で「まだ少し助かるチャンスはある!」なんて考えていませんか?それって逆に言えば「もうほとんど絶望的。。」ってことですよね。なぜ人は含み損に対してポジティブな希望を持ってしまうのでしょうか。その微かでポジティブな希望は実はほとんどネガティブな現実と同じことなのです。