目指せ!金持ちニート

不労所得で豊かな生活を過ごそう

1)他人のブランド品に値をつけるといくらか
2)自分が同じブランド品を持ってたとして値をつけるとしたらいくらか

このような質問をした場合、人は後者のほうに高い値をつけます。

人は自分の持っているものは手放したくないという心理が働き、自分が所有しているものに高い値をつける傾向があります。これを保有効果といいます。

これは塩漬け株にも言えるでしょう。

他人の持っている塩漬け株に対しては「そんなのずっと持ってたって値が戻るわけないじゃん 」と思うことがあっても、もし自分が同じ株を塩漬けにしていたら「いつか値が戻るはず。。」と信じてずっと持ち続けることでしょう。

他人が持つ塩漬け株に対しては冷静に客観的に値をつけられるのに対し、自分が持つ塩漬け株に対しては主観的で自分の都合のいい値をつけるのです。

こういった人の心理もまた損切りを困難とさせる要因の一つでしょう。 

含み損を100万円抱えていたとします。そして底から含み損が110万円に増えた場合、参照点(基準となる損益)を含み損0円とすると含み損が10%増えたことになります。

参照点を含み損100万円とすると含み損が110万円に増えた場合、新規に10万円分の含み損が出たことになります。

同様に参照点を含み損100万円としたときに含み損が90万円に減った場合、含み損100万円から見れば10万円の利益が出たことになります。

これらの場合の人の心理、わかりますでしょうか。

最初の参照点を含み損0円とした場合はいわば感覚がマヒした状態です。含み損が100万から110万に増えたところで比率にしてたかが10%。逆に90万に減ったところで焼け石に水。損切りするにも勇気がいるでしょう。

一方参照点を含み損100万とした場合、含み損が110万に増えれば全く新規に新規に10万円分の含み損が出たということ。10万円なら損切りしちゃうかと思うようになるかもしれないし、この10万分の含み損が0になったら損切りしようと思うかもしれない。含み損が90万になった場合は含み損100万を参照点にした場合利益が10万円でたということ。利益を確定するのはたやすいものです。

このような人の心理を利用して心の中にある参照点をできるだけ直近に持ってくることができれば、損切りに踏み出すきっかけを作ることができるようになるかもしれません。

定価5980円のところを今なら2000円割引の特別価格3890円!

こういった表示を見ると2000円も割引なら安いなぁと感じる人は多いと思います。でもそれは本当にもともと5980円の価値があったのでしょうか。

人はこの5980円のように最初に提示された数字に強く影響を受けてしまうのです。

株でいえば高値5980円までいった銘柄が今は3890円まで押してきたような状況です。高値から2000円もお得になってるんだからこれならば買いだろうというような値ごろ感トレードをしたことはありませんか?

それが本当に5980円の価値があるならば確かにお得でしょう。そこまではなくとも3890円の価値だったならば損をしないだけまだマシです。では本当の価値がもっと低いものだったら。。

これが塩漬け株となるきっかけとなり、損切りしなければならなくなる状況へと陥っていく恐れがあるのです。

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