目指せ!金持ちニート

不労所得で豊かな生活を過ごそう

名前とは非常に重要なもので、その名前だけでひとはそのモノがどういうものか想像しようとします。

最近奨学金の返済に苦しむ人が多くなり社会問題になっています。奨学金と聞くと必要とあらば気軽に申請してしまいがちですが、あれは実態はローンと変わりありません。ローンと聞くとちゃんと返せるかどうか一歩立ち止まって考えるものですが、奨学金というネーミングのせいでその抵抗がなくなってしまうのです。そして返済する局面になってようやくただのローンだったということに気づき返済に四苦八苦していくのです。 

では「塩漬け株」というネーミングはどうでしょうか。 塩漬けして熟成し、おいしくなりそうな名前ですね。こんな名前を付けてるから人は損切りができないのです。

もっと卑猥で過激な名前にし、持っているだけで罪悪感を感じざるを得ないようにすればいいのです。

有名大学卒とかいう肩書きだけでその人をきっと優秀な人に違いないと思うことがあります。その肩書がハロー(後光)となってその人を輝かせるのです。このような現象をハロー効果といいます。

商品の紹介で「あの人も使っている」という言葉がよく出てきます。これはあの有名人が使っているならばきっといい商品に違いない、というように商品に後光がかかって見えるようにしているのです。

ではトレードではどうでしょう。

ずっと持ち続けていた塩漬け株をとあるカリスマトレーダーが購入したという情報を耳にしたとします。するとあのカリスマが目をつけてくれたなら大丈夫なはずだ、近いうちに助かるはずと思うようになります。塩漬け株に後光がかかったのです。論理的な根拠があるわけではないのにその後光だけで精神的にすごく楽になります。

ところが不思議なもので後日そのカリスマトレーダーがその株に見切りをつけたという情報を耳にしたとしても、自分は損切りできないんですよね。不思議なものです。

人は自分の判断が正しいと思ったらさらに確証を得るために都合のいい情報だけを集めようとします。正しいと信じ込ませるためにそれを裏付ける情報だけを収集し、それを否定するような情報は無視しようとします。これを確証バイアスといいます。

例えば30代の独身女性が婚活で年収1500万の男性を望んでいたとします。そして女性は30代からが花とかいう雑誌の甘い記事に読みふけり、その夢は実現できると思い込みます。一方で年収1500万の男性の割合がいかに少ないかとか、30代は20代にくらべて女性の価値は落ちているんだとか、そういう不利な情報は一切無視しようとします。

いわば確証バイアスとは思い込みが激しくて他人の意見に耳を傾けない人の状態ともいえます。

さてトレードではどうでしょうか。

何かの塩漬け株またはマイナスポジションを抱えてたとします。すると人はこれから値を戻すよといった自分を安心させる情報だけを集めようとするのです。そしてここからさらに値を下げる可能性があるよという情報は無視しようとします。

これもまた人が損切りすることを難しくさせる要因の一つなのです。 

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