目指せ!金持ちニート

不労所得で豊かな生活を過ごそう

女性は別れた恋人の記憶をデリート(削除)し、男性は別れた恋人の記憶をフォルダに格納するとよくいわれます。

この違いは損切りしたポジションに対しても言えるでしょうか。

損切りした事をさらりと忘れて冷静でいられるか、忘れることができずなんとか取り返したいという気持ちに駆られるか。

はっきりとした統計データがあるわけではありませんが、 損切りしたポジションというのは恋人に似ている気がします。

高価なプレゼントを何度もしても振り向いてくれない彼女。今まで尽くしてきたお金と時間のことを思えば、ここで諦めてしまうわけにはいかない。。

悲しい男の性です。しかし行動経済学的にはこれは諦めるべき案件になります。

彼女に費やした費用は目的を果たしておらず、追加の投資をしたとしても果たせるとは思えません。これはもう回収できない費用(コスト)と捉えるべきです。このようにすでに払ってしまって戻ってこないお金のことをサンクコスト(埋没費用)といいます。sink-sunk-sunkのサンクです。サンクコストを引きずると損失を拡大させるだけです。人は損したくないという気持ちが大変強いのでサンクコストに執着しがちです。ですがサンクコストは忘れることが大切なのです。

投資でいえばすでに失ったお金や含み損がサンクコストになります。すでにお金を失っている場合はトレードに熱くなりなんとか損を取り返そうとします。含み損を抱えている場合はせめてプラマイ0になるまで持ち続けて祈ろうとします。しかしそれらはサンクコストなのでさっさと精算してしまったほうがいいのです。財務諸表で例えるならば特損を計上して次の会計年度を迎えたほうがいいのです。

ギャンブルではどうでしょうか。競馬で負けがこんでいると最終レースにドーンと大穴に大金をかけて取り戻そうとしがちです。とても出るとは思えないのに大金をつぎこんだパチンコ台から移動することができません。なんとかその台から引き出そうとしてしまいがちです。

公共事業だって同じです。途中で何か問題が発覚したり不要と判明しても、すでに走り出した公共事業は中止されません。止めるとそれまでに費やした費用が無駄になるといって押し通します。

このようにサンクコストに執着するとたいていの場合はその損を拡大させていく結果になるのです。 

人は合理的な意思決定をするという前提の上に成り立っている経済学に対し、それでは説明のつかない不合理な行動を分析しようというのが行動経済学。

合理的に考えれば損切りをすべきなのに損切りできない人は非常に多いですが、その心理をを行動経済学の観点から分析して解決していこうというのがこのブログの趣旨です。

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